ottoesetteの日記

温泉キュイジーヌの温泉と地獄蒸しの使い方

ゆきんこ寿司

ゆきんこ寿司といえば、実は大分県佐伯市の郷土料理。
元の料理は、酢飯の上に甘辛く炊いた椎茸、大葉、大根スライスかと思います。比較的最近の料理で、確か、椎茸料理コンテスト?の優秀賞を取り郷土料理と呼ばれるようになったのではないでしょうか。
パーツは、
1酢飯(米のサラダ)
2しめ鯖
3椎茸
4 大根
5ガリ(黄金のガリ
6バジル
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郷土料理では、大根が握り寿司のように上に乗ってますが、
大根を海苔に見立てて、巻き寿司風にしてカットしてます。
ガリには、甘酢にフェンネルサフランを入れています。
サフランの色がつき、黄金に。35751E14-17D2-4DF1-B09F-0D4CC4D92285.png
側面を上に盛り付けても美です。
大根を薄くかつらむきしてるのでバジルやご飯の黄色、
椎茸の茶色が透けてくれます。
さて、
中に入ってるご飯、お米のサラダです。お米は地獄蒸しで炊いてあります。米の重量に同量のクチナシ水で30分蒸してあります。
蒸し上がりに、塩、ビネガー、Exvオリーブ油で味付けしてます。
あえて、米をクチナシの黄色にしたのは、佐伯郷土料理に臼杵郷土料理"黄飯"のニュアンスを加えたました。
佐伯の人と臼杵の人が仲が悪いとか言われていたりしますが、(だいたい大分県の各地が皆、他の町に批判的???)
佐伯の漁師さんと臼杵の漁師さんが困った時、助け合ったりされてるのを見て料理は手を取ってもらいました。