ottoesetteの日記

温泉キュイジーヌの温泉と地獄蒸しの使い方

ズイキ

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芋茎(ずいき)は、サトイモやハスイモの葉柄である。
 
炭水化物、ミネラル、タンパク質、脂肪などを含み
安価な栄養食品とされ、家庭の惣菜に利用される。
また、微量のサポニンが含まれるので血中のコレステロールを分解する効果もあるという説もある。
シュウ酸カルシウムによるえぐみ。
このえぐみは、乾燥させたり、煮て沸騰させたり、酢に漬けると消失します。
葉柄が利用されるものではハスイモがあり、これは葉柄の通気孔が肥大化して太く、
また緑白色をした葉柄は非常に大きいものとなっています
 
生で用いる場合
鍋に入る大きさに切る。
鍋に水と食塩を1つまみ入れ、芋茎を入れぐらぐらと沸騰させる。
ざっと茹で上げ、冷水に入れてさまし、流水する。
味を確認してから、ペティナイフを使って皮を剥く。
3センチ程度に切ったものを親芋と共に(または親芋のように)だし汁と食塩とと少量の醤油で薄味に煮る。
またはほぼ同じ調味料で下味を付け、胡麻酢または胡麻酢味噌、胡桃酢または胡桃酢味噌で和える。
 
乾燥物を用いる場合
関東ではほしずいき、関西では割菜と称する。
茎を細く割いて乾燥したもので、徳島、高知、和歌山、奈良などで産する。
 
水に浸けて軟らかくし、だし汁、酒、醤油、味醂または砂糖で、
薄味に調味したなかで煮込むのもよく、刻んだ油揚げを加え、また生姜の千切りをもふり込む。
下味を付けたのを味噌和え、芥子和えにしたのも好まれる。
煮込みの五目飯に混ぜても野趣が喜ばれる。煮込んだものを、
干瓢の代わりに海苔巻き寿司にするのも美味である。