ottoesetteの日記

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シーザーサラダ

7月4日(アメリカ独立記念日)の夜、シーザーは手元に残っていたありあわせの材料でシーザーサラダを作ったという。
やがてシーザーサラダは名物として評判となり、ティファナに押しかけるアメリカ人観光客が本国に伝え広めた。
 
初期のシーザーサラダのドレッシングにはごく軽く火を通した鶏卵(コドルド・エッグ)が入っており、
チーズはペコリーノ・ロマーノを用いていた。
1920年代のシーザーズ・パレスで食事をしたことのある後のフランス料理研究家ジュリア・チャイルドによると、
給仕が若いロメインレタスの葉とドレッシングをテーブルまで運んで客の目の前で和え、
客はレタスを指でつまんで食べるのが決まりであったという。
現在のシーザーサラダにはアンチョビが入ることがあるが、元のレシピにはアンチョビは含まれていなかった。
シーザーはシーザーサラダのレシピを書き遺さなかったため、本来のシーザーサラダのドレッシングにウスターソースが入っていたかどうかは不明である。
 
イウス・ユリウス・カエサルカエサルの英語読みがシーザーである)の好物であったとの俗説が未だ料理雑誌などで散見されるが、勿論彼とは関係がない。
 
ホワイトドレッシング
 ◆材料◆
卵黄…1個分
マスタード…大さじ1
白ワインビネガー…200cc
オリーブオイル…800cc
レモン汁…大さじ2
ウスターソース…少々
たまねぎ…1/4個
塩、こしょう…適量