和名はハッカ(薄荷)だが、この名はミントの1種ニホンハッカを意味することもある。
最も身近なハーブ、ミント。
スーッと口に広がる清涼感が好まれ、菓子、料理などの香りづけや、
ティー、化粧品、歯磨き粉、入浴剤、薬用として幅広く利用されている。
ミントの栽培は簡単であるが、交雑しやすいので、地植えの場合は、地下茎が他の根と混じらないようにする。
生の葉をつぶして湿布薬に、打撲に効きます
夏の過湿にはやや弱いので、蒸れや病気を防ぐ為に混み合った茎や葉を間引くとよい。
初夏に、きれいな色をした小さな花を咲かせるので、それも使います。
【アップルミント】
リンゴの甘さとミントの清涼感がまじったような香りのアップルミント。
和名はマルバハッカ。花は白またはピンク色。風味が良いので、料理に適している。
葉で豚肉料理や羊肉料理に用いるミントソースを作る。
【スペアミント】
ミントの代表種甘くて爽やかな香りは、チュウインガムでおなじみ、六世紀頃から歯磨きに用いられてきた。
ティーやデザート、入浴剤、香料に。
デザートにつけて、彩り、食後の消化の助け、清涼感のプラスをしての甘さを引き締める。
夏には、体を冷やす作用があるといいます。
豚肉や羊肉、チョコレートなどと相性が良いといわれます。