ottoesetteの日記

温泉キュイジーヌの温泉と地獄蒸しの使い方

晩白柚のなめらかプリン

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晩白柚って、九州では、当たり前のように知ってる柑橘。
今月は、その晩白柚を使ってデザート一皿。

晩白柚(ばんぺいゆ)は、ミカン科の果物の一種で、ザボンの一品種。
名前は、晩(晩生)・白(果肉が白っぽい)・柚(中国語で丸い柑橘という意味)。

ザボン類は柑橘類の中でも果実が巨大で皮が厚いが、
晩白柚は特にこれが著しい。直径25cmになるものも。。
その大きさから「柑橘類の王様」と呼ばれる晩白柚は、
香りがとてもよく、鼻を近づけると、やんわりとした甘酸っぱい香りがする。

これが、木になってる姿を見たら、びっくりしました。
ほとんど、人の顔の大きさ!

ザボン類の特徴は、皮が分厚いこと。表面の黄色の下には、
綿のような真っ白でやわらかな皮が厚さ2センチくらいはあるかと。
これは、昔から、ザボンの砂糖漬けなどにして、良くお土産としてあります。

今月のデザートの一皿は、晩白柚を丸ごと使います。

黄色の皮は、香りを牛乳に移して、プリンの生地に。
白い皮は、砂糖で煮て、乾燥させて、パートドフリュイのような食感のお菓子に。
実は、ほぐして紅茶のキャラメルソースの一部に。

いつもの通り、勿体ないお化けが出ないように全部使ってしまいます。
作り方は、下記の通り・・・


【プリンの材料】
牛乳     130g
生クリーム   70g
ラニュー   15g
晩白柚の皮(黄色部分)12g
卵黄 1玉
卵白 0.5玉
ラニュー糖 15g
キャラメル
《作り方》
牛乳、生クリーム、晩白柚の皮を鍋に入れ沸騰前まで加熱。そのまま5分放置。
卵とグラニュー糖を合わせる。
牛乳を濾しながら卵に合わせる。
キャラメルをプリン型に敷き、液体を入れる。
バイオ95度、13分で加熱する。(コンベクションオーブンで作ってるので・・・)

晩白柚の砂糖漬け≫
白い皮:水:砂糖=1:1:1

白い皮は、まず、炭酸を入れた水であく抜きをします。
数度、湯こぼしをして、苦みをとります。
そのあと、砂糖、水をいれてから、煮詰めていきます。
水分がなくなるまでじっくり、じっくり。
最後に、バットに広げて、低温(100度)のオーブンで
さらに、表面乾燥をしてあげます。

紅茶のキャラメルは、
ラニュー糖とちょっとの水で火にかけて、ゴゲてきたら、ちょっと濃い目の紅茶で
止める。冷めたら、晩白柚の実を入れておく。
これは、懐かしい味がします。


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